アラサー外資OL不妊治療からの育児!

ついに待望の赤ちゃん出産予定!不妊治療から育児のリアルを書きます。

妊活・不妊治療/体外受精・胚を移植する

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こんにちは、甲状腺疾患、免疫疾患&多嚢胞性卵巣症候群でも体外受精の末に現在第一子出産のアラサー東京外資OLです。本日は下記について書いていこうと思います。(ブログはあくまで個人の経験に基づく内容です。)
  1. 胚を子宮に戻す準備
  2. 胚を子宮に戻す
胚を子宮に戻す、遂にその時がきました。どれだけの時間とお金がかけられてきたかわからないこの卵1つ。重みがすごい。この胚を子宮に戻す準備としてこのタイミングに合わせて薬の投与量もかなり増えます、膣剤含めて5種類くらいを毎日3回とか。だから朝とかはこれで朝ご飯?って量の薬を飲むことになります。
「失敗したくない」その思いから病院処方のもの以外ではビタミンBと葉酸サプリ、チラーヂン(甲状腺)あと便秘の薬も飲んでいました。正直、毎日3回とか膣に薬を入れたり何十個も薬を飲むのは面倒なので、昼を抜かして朝や夜にまとめる、など勝手にアレンジをしていました。(当たり前ですが本当はよくないです・・)

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というのでしばらく薬をのみ、ついに胚を子宮に戻すことに。戻す時間は本当に1分もない。着床までは特になにも気にせず待てばいいとのこと。普通にいつもの生活、散歩をして買い物して、って。ちょっと不安になりつつも特にいつもと生活は変えず。1週間たてば着床がわかるので、1週間後にまた病院を訪れることになりました。
「基本的に年齢からいって大丈夫だと思いますよ」といった先生の声が頭に残る。「まぁ大丈夫だろう」そう思いながら1週間過ごしました。
 
次回は胚に戻した結果について書いていきます!

妊活・不妊治療/体外受精・胚を子宮に戻せない?

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こんにちは、甲状腺疾患、免疫疾患&多嚢胞性卵巣症候群でも体外受精の末に現在第一子出産のアラサー東京外資OLです。本日は下記について書いていこうと思います。(ブログはあくまで個人の経験に基づく内容です。)
1. 採卵後のステップ、 子宮を整える
2. 子宮の炎症が治らない

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その月はタイミングが間に合わなたっかので実際に受精卵を戻すのは次の月からにすることに。戻す前にできる限り負の要素は取り除きたい、ということで採卵後のステップとして事前に行ったテストの一つが子宮鏡。
これは普段のエコーとはちがってカメラで子宮を覗く感じ。「へー子宮ってこんな感じなんだー」というような不思議な感じもありつつ、痛みはなくすぐ終わる検査です。そこで見つかったのが子宮の中の炎症でした。
今の状況だと子宮の内膜部分が赤くなっていて炎症が起きている、そのため着床しずらいらしい。ということで子宮を整えるために1か月間、大量の薬を服用することになりました。(ここで大量なんて言ってたら、子宮に胚を戻してからの薬の量にはもうあふれんばかりというような感じなんですけれど・・・)
基本的には炎症を抑える薬などを飲めば、1ヶ月で炎症は収まり胚が戻せる状態になるとのことでした。

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ということで1か月後、再度の子宮鏡。当たり前のように炎症は治っている、と思いきや。結果はまだ子宮の炎症が続いている状況とのことでした。先生としても別の薬で試してみましょうか、とちょっと驚き気味。よってもう1ヶ月薬を服用することになりました。
そしてその1ヶ月後、再度検査をすることに。今度は子宮鏡をするのではなく、子宮の中の細胞を物理的にとって炎症がないかを見る検査をすることに。
結果は問題なし。ということで2ヶ月間、大量の薬を服用したおかげでその翌月に胚を戻せることになりました。

 

正直、なぜ子宮が荒れているか原因は先生も不明。今回のようにきちんと検査をしていなかったらおそらく胚を無駄にしていたでしょう。改めて子供ができるのは奇跡だと感じました。

次回はついに胚を戻していきます!

妊活・不妊治療/ついに!採卵に踏み切る!

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こんにちは、甲状腺疾患、免疫疾患&多嚢胞性卵巣症候群でも体外受精の末に現在第一子出産のアラサー東京外資OLです。
本日は下記について書いていこうと思います。(ブログはあくまで個人の経験に基づく内容です。)
1. 採卵レポートと感想
2. 採卵後の経過
3. 採卵でかかった費用

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ついに秋口に採卵を実施。いつものように病院に行く、いつもとは違う部屋に案内され手術着に着替え、ベッドに横たわり麻酔の点滴を打たれる。
点滴が効いてきたのか時間がたつと意識がぼーっとしてくる、「あぁ麻酔が効いてきたな」と思えるくらいなのが20分程度。約30分経過したところで手術室に移動をする。手術台までは、ぼーっとはしているがまだ意識はあり歩ける状態。「1-10まで数えましょう」という看護師さんの声がけとともに数をかぞえている途中で意識がふっと遠のく、いくつまで数えたかは覚えていません。
なんとなくうっすら意識があるようなないような中で採卵を開始。お腹の変に若干の違和感を感じながらも15分ほどたって採卵終了。自分の足で手術室から元々いたベッドに戻ります。秋口だったのにもかかわらず、ベッドでものすごく寒かったのを覚えています。おそらく麻酔で体温がすごい下がったのかなぁ。しばらく寝てからさようなら、確か10時くらいにスタートして12時くらいに終わった感じだったと思います。
採卵は一瞬、ほんとに卵取れてるの?ってくらいに一瞬。痛みも全くと言っていいほどないし、不思議な体験でした


採卵後は当日に採卵できた卵子の数を聞いて、その後にいくつが使えそうな卵子で、最後に受精した卵子がいくつかという内容を電話でもらいました。私は採卵は6個、そのうち受精したのが4つ、そして育った(=きちんと胚に成長したもの)のが3つでした。成長した胚にも良い胚・悪い胚というようにランクがあり、3つの胚でも2つが最高ランク、1つはその次のランクでした。最高ランクで妊娠率56%、2番目のランクで50%なので3つの胚のランクはそこまで差がないようなものでした。「あぁよかった」と思いつつ、ここからが長かった・・その話は後日。

 

採卵にかかった費用は約10万、その後受精をさせるのに体外受精ではなく顕微受精を選んだので追加で約25万ほどかかってきました。

 

ここからが長かった・・の話を今度は書いていこうと思います。では!

妊活・不妊治療/痛いの?自己注射の開始

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こんにちは、甲状腺疾患、免疫疾患&多嚢胞性卵巣症候群でも体外受精の末に現在第一子出産のアラサー東京外資OLです。本日は下記について書いていこうと思います。(ブログはあくまで個人の経験に基づく内容です。)

1. 選択した卵誘発法の刺激度合い
2. 自己注射開始の開始と感想

happy-mom-baby.hatenablog.com

前回記載しましたが卵誘発法の刺激度合いはいくつかあります。その中で私が選択した卵誘発法の刺激度合い中刺激。理由は2つ。そもそも多嚢胞性卵巣症候群のため採卵できる卵子の数は多いはず、だから高刺激は必要ない。しかし、どうせ採卵するのであれば確実に採卵したいので、低刺激では少しもったえない。よって中刺激という結論に至りました。あれ?自己注射をあれだけ嫌がっていたのに、自己注射を含む中刺激にするの?という感じですが、やはり一度の採卵の重みを考えると確実な方法を選びたいと考え、このチョイスにしました。すでに前の病院で色々な検査をしていたため、特に追加検査なしですぐに自己注射開始、という流れになりました。

自己注射の開始と感想。薬は粉末と液体の2種類があり、それを自分で混ぜてお腹に注射をする、ということを行います。まるで化学の実験のよう(いや生物?)感想としては思ったよりも平気、という感じ。痛みはほぼない。けれどもやは自分の体に針を刺すというのは毎回緊張しました。特に失敗するスッと液体が体に入らない、なので押すと無理矢理液体を押し込むようでとても痛い。また失敗にかかわらず注射した後には、皮膚の下に液体があるので必ず皮膚がもこっとして見た目が腫瘍みたいで気持ち悪い。だいたい2週間くらい、注射をして完了でした。ここから費用の感覚がおかしくなってきました、毎回2万円程度は当たり前。しかも頻繁に病院に通うため1月で20万弱などかかってきていました。

今だから言える話かもしれませんが自己注射を食わず嫌いしなくてよかったと思います。次回はいよいよ採卵について書こうと思います、では!

妊活・不妊治療/体外受精/病院選び・注射は必要?

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こんにちは、甲状腺疾患、免疫疾患&多嚢胞性卵巣症候群でも体外受精の末に現在第一子出産のアラサー東京外資OLです。


本日は下記について書いていこうと思います。(ブログはあくまで個人の経験に基づく内容です。)
1. 病院を選ぶ基準
2. 体外受精の流れ
3. 卵誘発法の刺激度合いの違い

病院を選ぶ基準。以前書いたように人工授精で大病院のメリットデメリットをとても感じました。なのでそれを踏まえて今度は何を重視するのか。今回重視したのは3つ。
同じ医師が診てくれる。あやふやな診断は精神的に辛い、だから今回は1人の医師がずっとサポートしてくれる病院を選ぶことにしました。次に、刺激の度合いのフレキシビリティー。私の恐怖は自己注射の痛み。自分で注射をするだなんてめちゃくちゃ痛そう。だから注射以外のオプションも選べるところがいい。そして最後に通いやすさ。今度こそは上手くいって欲しい、だからベストなタイミングですぐに通えるような病院がいい。正直、不妊治療成功率は正直どの病院もいいことを並べているので、そこまで違いがない、そう判断しました。
判断基準を決めたらあとは探すだけ。急いで病院を探し。幸いにも周り体外受精経験者が何人もいたので、実際の情報・口コミを聞きました。と、同時に不妊治療って情報がめちゃくちゃクローズ!と痛感。口コミや生の情報を聞きたいけれども情報収集が難しい。なのでできる限り私も情報を周りに伝えられるようにしたい、そう思いました。(それがこのブログです)

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体外受精の流れとしては 1: 排卵誘発を行い卵巣刺激 2: 採卵 3: 受精 4: 培養 5: 受精が確認されきちんと培養された胚を移植 6: 黄体ホルモンを補充→妊娠判定、という感じ。採卵は基本麻酔を打つので痛くありません。(またブログを書きます)また受精の方法は体外受精と顕微受精という2種類から選べます。体外受精は1つの卵子精子を放ち受精するのを待つ一方、顕微受精は1つの精子を1つの卵子に入れ込む方法。よって顕微受精の方が自然な受精からは離れていますがより高確率で受精します。
この体外受精の流れは基本どの病院でも同じ。ですが!私が途中で学んだ一つの違い、それが卵誘発法の刺激度合いの違い。元々「体外受精=自己注射を何度も行う」と思っていましたが、実は注射の回数や有無は卵誘発法の刺激度合いによって違います。一般的に高刺激・中刺激・低刺激という3段階があり、その違いは主に内服薬や自己注射の回数。高刺激は自己注射を8回など多く行い、中刺激は内服薬+数回の自己注射、低刺激は内服薬のみだったり、頻度の低い内服薬+自己注射。前提条件が同じ場合、それぞれ採卵できる卵子の数が高から低の順序で少なくなっていきます。しかし実はこの卵誘発法の刺激度合いを選べる病院は意外に少ないそう。よって刺激の度合いを提示すらされない病院も多々あるそうなのです。ラッキーにも私の通っていた病院は度合いの違いがあることを説明してくれ、そして好きな度合いを選べました。一回の採卵は時間がかかるし体への負担もかかるもの、ぜひ選択肢のオプションが多い病院に通われることをお勧めします。

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次回は自己注射の開始について書こうと思います、では!

妊活・不妊治療/体外受精のきっかけ

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こんにちは、甲状腺疾患、免疫疾患&多嚢胞性卵巣症候群でも体外受精の末に現在第一子出産のアラサー東京外資OLです。
本日は下記について書いていこうと思います。(ブログはあくまで個人の経験に基づく内容です。)

  1. 体外受精に踏み切るきっかけ
  2. 体外受精で産まれた子供に対する考え方
  3. 人工授精の助成金

体外受精に踏み切るきっかけ。コロナ禍で外出を控えていたものの、久しぶりに会社の同僚とたまたまご飯する機会がありました。彼女も妊娠には苦労していて30代後半で第一子出産。私の周りにはキャリアを追いながら妊娠に対しても積極的にアプローチする人が多い。なので彼女も妊活・不妊治療に関しては豊富な知識があり、実例も多く知っていました。そんな彼女が言っていたのが体外受精をしたとしても子供ができるかは運、そして体外受精は年齢を待ってくれない」ということ。何となく30代前半であれば体外受精で子供は授かると思いがちだが、みんながみんなそうではない。そして始めないと時はすぎていってしまう。本当に子供が欲しいのであれば確実な方法ですぐに始めた方がいいよ、という話でした。
当時、私がまだ人工授精に留まっていた理由は大きく分けて3つでした。1つめは自己注射への恐怖。2つめはかかってくる費用。最後に何となくタイミング法や人工授精に希望を持っていた、ということ。改めて調べてみると体外受精は 

1. 自己注射がマストではない
2. 費用に関しては助成金が結構ある
3. タイミング法や人工授精に希望はあるがいつ子供ができるかはわからない

という結論に至りました。
自己注射がマストではない。そもそも体外受精では排卵誘発卵の刺激の度合いは人によって違うそう。必要であれば自己注射が必要だが、不必要に自己注射はいらない。しかし自己注射をするかしないか選択ができる病院が限られているため、世の中一般的に「体外受精=自己注射」となっている様子。(このあたりは詳しく体外受精のブログで記載します。)
助成金が結構ある。調べると助成金都道府県及び自分の住んでいる区からも貰えることが判明。(この助成金も2021年からは所得制限の撤廃及び助成金の増額)ちなみに2022年4月より体外受精を含む不妊治療が保険適用になるのは素晴らしいことだと思います。私が始めようとした時点ではまだ保険適用外でした。
最後に、タイミング法や人工授精に希望はあるがいつ子供ができるかはわからない。今子供が欲しい、そう思っているのであれば確率の低い方法に期待を持つより、もっと高確率な方法にシフトしていっていいのではないか。一般的には以前ブログでも記載したように書いたように5-6回が人工授精の基本、すでに人工授精は2回していましたがそれよりも先に進む方が後悔しないのではないか、そう思いました。

happy-mom-baby.hatenablog.com

体外受精の子供への考え方。これって色々あると思います。体外受精で検索するとネガティブな言葉も色々出てくるし、親のエゴだっていう意見もあるだろうし。神様がもしかして私に子育てをするな、って言っているのかもしれない。けれどもどんな子供のでき方であれ、見方によればそれは親のエゴとも取れるし、そうでもないとも取れる。だからやはり私は自分の子供を産みたいし、色々一緒に経験して生きたいし、愛したい。そして自信を持って子供に対して「あなたはパパとママから産まれた愛する子供だよ」と伝えたいです。

最後に人工授精の助成金。東京都からは5万円の助成金をもらいました。詳しくはこちら。

www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp

合計でタイミング法+人工授精2回で約20万円かかりました。(総額25万円-助成金5万円)

次回は体外受精に踏み切るにあたっての病院の選び方に関して書こうと思います、では!

妊活・不妊治療/大変?コロナ禍での人工授精

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こんにちは、甲状腺疾患、免疫疾患&多嚢胞性卵巣症候群でも体外受精の末に現在第一子出産のアラサー東京外資OLです。本日は下記について書いていこうと思います。(ブログはあくまで個人の経験に基づく内容です。)

  1. コロナによって通常と違う対応
  2. 実際にやってみてどうだった

病院側でのコロナ禍で通常と違う対応は主に一点でした。それは付き添い・立合いの禁止。コロナ前までは基本私の検診でも着いてきてくれていた夫。しかしコロナになり基本病院に行けるのは本人だけ。ここから生じることとして 1: 人工授精に必要になる書類・物は全て私が手で持っていく必要がある 2: 医師との会話でより主体性が必要になる、と言う二点の行動&マインドチェンジが必要でした。また私個人のコロナによる影響としては仕事がよりフレキシブルになり、病院の予約・対応がしやすくなったと言うことです。

で、実際にしてみてどうだったか?持っていく書類がとにかく多すぎて面倒・・・人工授精とっても同意書から始まり、体温や体調管理の報告シートみたいなものまで全て2人分さらにそこに印鑑が必要。ズボラな私は何度も持っていくことを忘れ、夫にタクシーで入り口まで持ってきてもらいました・・・(夫、申し訳ない・・)マインドとして変えていかなくてはいけないこととしての主体性について。元々私は不妊治療について夫を頼りにしていました。例えば治療や検査のメカニズムだったり詳しい話は夫が調べ、それを噛み砕いて私に教えてくれる。しかし病院に1人で行くことになると、詳細まで私が理解して質問する必要がある。なので今行っていること・結果の見方などに対し、自分が理解しようとするようになり結果的に理解が深まりました。と、同時に病院への不信感も高まりました。これは"不妊治療とは?いつ始める?/タイミング法の確率を上げる"のブログでも記載しています。

happy-mom-baby.hatenablog.com

と、今日は日記のような文章になりましたがこういう日もあります。

次回は体外受精に踏み切るきっかけについて記載しようと思います、では!