アラサー外資OL不妊治療からの育児!

ついに待望の赤ちゃん出産予定!不妊治療から育児のリアルを書きます。

妊活・不妊治療/人工受精を始める

f:id:happy_mom_baby:20211104084217p:plain

こんにちは、甲状腺疾患、免疫疾患&多嚢胞性卵巣症候群でも体外受精の末に現在第一子出産のアラサー東京外資OLです。本日は下記について書いていこうと思います。(ブログはあくまで個人の経験に基づく内容です。)

  1. 人工授精の流れ
  2. 人工授精を行うための追加検査
  3. 人工授精を始める

一般的に不妊でないカップルは20-30%の確率で妊娠すると言われているので確率論的には、5-6回のタイミングを取れば8割程度のカップルは妊娠するはずです。私たちが実際に行ったタイミング法は約6回、つまり自然には厳しいのであろう、と言う判断でした。なので人工授精を始めることに。人工授精の概要や確率はこのブログをお読みください。

happy-mom-baby.hatenablog.com人工授精の流れとしては 1: 排卵後から超音波検査&採血で卵胞の様子をチェック+途中からクロミッドという薬を服用(生理開始1-12日目) 2: 排卵を促す注射(生理12日目頃) 3: 念のため人工授精前日にタイミングを取る4: 朝に夫の精液を取って病院に持っていき人工授精(生理13日目頃)→排卵して卵子精子が出会うでしょう、と言う感じでした。タイミングは私の場合は生理周期がもっと長いので+4-5日でしたが流れは同じです。(薬&注射の使用は人それぞれかと思います)

f:id:happy_mom_baby:20211104084517p:plain

また人工授精を始める前には追加のスクリーニング検査が必要でした。毎度行う採血&超音波・すでに行った子宮卵管造影検査・AMH検査・精液検査に加えて
- 血液検査による感染症の抗体チェック(感染症や風疹など)
- ヒューナーテスト(フーナーテスト)
を行いました。ヒューナーテストとは2人の相性をみるもの、セックス後に精子が子宮までたどり着いているかを調べるテスト。朝にセックスしてその足で病院に行き、スポイトで子宮内の液体を吸い取る!って感じのプロセスです(なんと原始的)結果を言うとホルモン検査は2人とも問題なし、ただヒューナーテストが少し問題あり。なんらかの原因で精子が子宮までいけない、精液検査は問題ないので精子は元気=つまり子宮が精子を受け入れません、という対応を取っている可能性があるとのこと。しかし追加の一言「精子の状況なんて正直毎日変わるから一概に言えません」というお決まりの言葉。また運のような言い方をされてしまう・・・。でも同時に人工授精であれば精子を無理やり子宮に届けるので、この相性の問題は解決できるかも?!という希望も持つことができました。

f:id:happy_mom_baby:20211104084622p:plain

というので人工授精を開始!もちろん費用は増えます。追加のスクリーニング検査は自費、人工授精代金も自費。更に排卵タイミングを考慮して人工授精を行うので土日は追加費用が掛かって来たりもしました。スクリーニング検査は4-5万円(2人分)、人工授精は3万弱+土日や遅い時間対応の追加費用、と言う感じでした。
人工授精を始めたは良いものの、正直排卵のタイミングのコントロールは本当に難しかったです。私の生理周期が60日だったこともあり、卵子サイズ感と排卵のタイミングがかなり他の人とは違う、一般的に言ってあと数日で排卵しそうだけれども私の場合は違ってしまう。超音波検査の卵子サイズ的には明後日には排卵しそう=だから人工授精を実施。けれども!何と次回検査を受けるとその卵子は消滅(しぼんだ?)して別の卵子が成長している、、などということも起きました。「あれ、先生に言われたから人工授精しちゃったのに排卵してないとかあるんですか?時間と費用返してください?」って何度も思いました(笑)因みに痛みとかはありません。あれ、終わったの?ってくらいです。
今は笑っていられますが当時は本当にイライラしていました、大病院のデメリットですね。

明日はコロナ禍での人工授精の経過に関して書いて行こうと思います、では!